パーキンソン病の原因と治療法>●食事を自分でとるための工夫

パーキンソン病特有の、手のふるえやこわばりの症状が出てく
ると、食事の時に食べ物をこぼしたり、箸やスプーンを使いに
くくなる上、食器類も持ちにくくなります。

特に、食器を持ちながら箸でものをつかむといった、左右別々
の動作が苦手となります。

このような状態をいちばんつらく思っているのは、患者自身で
すから、失敗をしても、指摘したりとがめたりするのは禁物です。

すぐに手を出さずに、どうしても患者本人ができない部分だけ
を介助し、患者のペースに合わせてゆっくりと食事をするよう
にします。

家族も、食べ終わったらすぐに席を離れることなく、お茶など
を飲みながら患者と向き合えば、患者本人もあせらず、落ち着
いて食事をすることができるでしょう。

食事をとることが不自由になってくると、食べる意欲や楽しみ
がなくなるだけでなく、栄養が十分にとれなくなり、パーキン
ソン病の治療にはよくありません。

そのため、ひとりでも食べられるように、食材を小さく切った
り、やわらかく煮たり、飲み込みやすくなるような、とろみを
つけたりするなど、調理方法を工夫します。

食事に使う食器類も、軽くて持ち手の大きなものが使いやすく、
落としても割れない木製やプラスチックなどの食器などが適し
ています。

箸やスプーン、フォークなども、握る部分が太めの方が持ちや
すく、食事の補助用具のコーナーなどに、たくさんの種類があ
り、これらを上手に使うとよいでしょう。

食事を楽に楽しくとれるような道具やメニューで、いつまでも
家族と一緒に食事をとれるように工夫することが、パーキンソ
ン病の治療にとって、よい影響を与えます。

パーキンソン病の原因と治療法

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