パーキンソン病の原因と治療法>●嚥下障害とうまく付き合う方法

パーキンソン病の症状のひとつに、手足の筋肉の動きが低下
するのと同様、のどの奥の筋肉の動きも低下し、薬や食べ物
が飲み込みにくくなる(嚥下障害)があります。

パーキンソン病の治療薬を、何種類も飲まなければならない
場合、飲み込みにくいと悲観的な気持ちになってしまいがち
ですが、ひとつひとつを、ゆっくりと丁寧に飲むことを心掛
けます。

細かく刻んだり、ゼリーやヨーグルトなどに混ぜて喉ごしの
よい状態にしたり、薬を飲む前に冷たい水を一口飲んで、の
どの奥を刺激しておくのもひとつの方法です。

粉末状の薬は、むせて飲みにくいため、できれば錠剤にして
もらったり、水などに溶かして飲むとよいでしょう。

嚥下機能が低下しているパーキンソン病の人は、食べ物の形
や大きさが大きかったり、噛み切ることができなければ、食
べ物が肺に入り、嚥下性肺炎を起こす可能性があるため、注
意が必要です。

あらかじめ予防的に、肺炎球菌ワクチンを接種しておくのも
ひとつの方法です。

また、食べ物を食べやすいように、あらかじめ細かく刻んで
おいたり、片栗粉などでとろみをつける、さらに素材自体を
じっくり煮込んで軟らかくするなどして、少しでも飲み込み
やすくすることも大切です。

飲み込めないことばかりに気を取られずに、どうすれば少し
でも飲み込みやすくなるのかを考え、工夫することで、嚥下
障害と上手に付き合うことが大切です。

パーキンソン病の原因と治療法

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