パーキンソン病の原因と治療法>●薬の量は勝手に調整しない事

パーキンソン病の治療に限らず、処方された薬を正しく服用
するということは、治療にとって最も大切な大原則です。

体調がいいからといって、自分で勝手に薬の量を調整してし
まうことは、症状の悪化を招き、時には命の危険さえ伴います。

治療の中心となる抗パーキンソン病薬は、脳で不足している
物質を補うのが基本で、一日に定められた量を飲むことが、
絶対に必要となります。

薬の量を勝手に調整したり、突然中止したりすれば、ときに
悪性症候群と呼ばれる、ドーパミン受容体の働きの急激な低
下による、高熱や体のこわばり、ふるえや激しい発汗などの
症状が出て、時には意識障害を起こし、昏睡状態になってし
まうこともあります。

薬を突然やめた人の10人に1人くらいの割合で悪性症候群
は起こるため、疑わしい症状に気づけば、すぐに医師の診察
を受けると共に、入院をして適切な治療を受ける必要があり
ます。

薬を処方される際の説明がきちんとなされているおかげで、
最近は、体調がよいからと言って抗パーキンソン病薬の服用
を休む人は少なくなってきました。

ただ、故意ではなくとも、毎日決まった時間に服用すること
を忘れてしまう人もいます。

薬の種類の多いパーキンソン病は、朝、昼、夜で飲み方や量
が違うこともあり、薬のリストを作ってチェックしたり、市
販されている、薬箱などを上手に使い、飲み忘れを防ぐよう
にしましょう。

万一飲み忘れても、1〜2時間のずれであれば、気が付いた
時点で服用し、次からは忘れないようにすればかまいません。

パーキンソン病の原因と治療法

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