パーキンソン病の原因と治療法>●薬とは生涯のお付き合いに

パーキンソン病の根本的原因は分かっていませんが、病気の起
こる仕組みは解明されているため、現在できる最良の治療法は、
脳の線条体におけるドーパミン不足を補うことなのです。

そのため、ドーパミンの補充を中心に、様々な薬を調整し、日
常生活に支障をきたしている症状を軽くする対処療法が基本と
なります。

脳が正常に働くために、ドーパミンは常に分解され消費されて
おり、それが足りなくならないよう常に適切な量を補充するこ
とになり、薬は一生飲み続けることが必要です。

近年、パーキンソン病に関する薬は、次々に新しいタイプの効
果的な抗パーキンソン病薬が開発されており、一口に「抗パー
キンソン病薬」といっても様々な種類があります。

主に、ドーパミンを補充し、分泌を促す薬や、ドーパミンの受
容体の働きをよくするもの、ドーパミンの分解を妨げて長続き
させるものなどの薬があり、以前なら難しかった症状の改善が
できるようになりました。

このような抗パーキンソン病薬を効果的に組み合わせることで、
歩行障害が起こっていない段階(ヤール重症度1〜2)であれ
ば、症状をなくすことも可能となります。

仮にヤール度3の患者さんで、すでに歩行障害が起きている場
合でも、歩行障害を解消できる可能性もあります。

パーキンソン病とうまく付き合っていくためには、薬物療法に
ついて、患者自身がよく理解しておく必要があります。

パーキンソン病の原因と治療法

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