パーキンソン病の原因と治療法>●他の病気の可能性も考える

神経内科を受診すると、まず神経学的診察(視診・触診)が
行われ、患者さんが今、どのような状態にあるのかを調べて
いきます。

実はその前から(診察室に入る時から)診察は始まっており、
患者さんの診察室に入ってくる様子や、表情、姿勢などから
経験豊かな医師は、その時点でかなりの確立でパーキンソン
病を確信できると言われています。

診察は、横になってもらい、安静にしている状態でふるえな
どの症状がないか、腕などを動かしてこわばりがないか、ま
た動かす際に抵抗はないかなどを調べます。

患者さんに現れている症状が、パーキンソン病の典型的なも
のであれば、比較的スムーズにパーキンソン病と診断がつき
ますが、症状が軽かったり特徴がはっきりしない場合には、
診断がつかないこともあります。

そこで、画像診断や薬を使った検査をして、パーキンソン病
と他の病気との判別が必要となります。

初診の段階で行われる検査に血液と尿の検査があります。

これは、全体の健康状態を見るとともに、血圧、血糖値、コ
レステロール、中性脂肪、尿糖などをチェックすることによ
り、動脈硬化を起こしやすい高血圧や糖尿病、高脂血症など
の有無を調べます。

パーキンソン病に関する特定物質(マーカー)は発見されて
おらず、血液検査でパーキンソン病を直接診断することはで
きません。

これらの検査は患者さんに現れている症状が、パーキンソン
病以外の病気からきているものであるかどうかの判断をする
ための検査と言えます。

パーキンソン病の原因と治療法

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